この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第41章 転職移動してみてーそれぞれの形
「小鳥遊は雲母の味方だろ、旦那なんだからな」
「・・・
凪‥言って良い事と悪い事があるぞ!
陽菜が誰か1人の肩を持つ事があるのか!?」
「お前の肩を持つのは当たり前だろうが‥
小鳥遊を手に入れたのは、雲母お前なんだからな」
「・・・・・そんな・・・私・・・そんなつもりじゃ!!」
「陽菜!?」
「小鳥遊!?」
「っっ!!」
後退りし、社長室から駆け出して行く陽菜!
ちっ、陽菜が一番気にしている事を!!
「・・樹、幾ら何でも今のは言い過ぎだよ‥
此処に居る全員が、陽菜君と某の関係があると言うのに、あの言葉はキツいと思うけどね・・」
「「「「・・・・」」」」
俺達全員が何も言えない‥
此処に居る全員が、陽菜を思って集まった仲間だ、それぞれ陽菜に思い入れがある。
「・・・
すまん‥言い過ぎた・・・」
「とりあえず俺は陽菜を追う‥
あの様子だと、また前のように殻に閉じこもりかねない」
「・・・・・」
断りを入れ、俺は樹の前を通り過ぎる‥
それに対し樹は何も言わない、思い当たる節はあるだろうさ。