この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第42章 雲母の馬鹿!ー俺様的新婚旅行
「悠人がこう言っているんだから、使っちゃえば良いんです‥
私も、もう少し陽菜ちゃんとお話したいもの」
「新婚旅行にそれは野暮ですよ美波?」
「・・悠人に野暮なんて言われるとは思わなかった・・」
「幾ら私でも、それくらいの倫理はあるつもりです‥
まあ‥随分前に、その野暮をした記憶もありますが‥‥‥」
「結局はあるのね?」
「無い‥‥とは言えませんが‥
どうしてそれを突き詰めて来るのやら‥‥」
うわぁー!
楽しそうな美波さんに、困り顔の仁科さん‥
2人って、やっぱり恋人同士なのかな?
美波さんが言えば、仁科さんは何でも動いてしまう感じだし‥
仁科さんは甘々そう。
「・・・
どうしよう雲母?」
「出会ってすぐは、流石に迷惑だろ?」
「そこは気にしなくても良いんですが?
国内に別荘やセーフハウスは沢山ありますので、ほとんど遊ばせたままで勿体ないですからね」
「・・・
城の1つや2つ持っていそうだ・・・」
「??
ありますよ?
その手が良ければ、手入れが行き届いている個人所有の城に案内しますが??」
何だかうちより凄―い!
城とか別荘とかポイポイ出て来ちゃうって、ドイツって日本と全然違う―――!!