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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第42章 雲母の馬鹿!ー俺様的新婚旅行



「悠人がこう言っているんだから、使っちゃえば良いんです‥
私も、もう少し陽菜ちゃんとお話したいもの」


「新婚旅行にそれは野暮ですよ美波?」


「・・悠人に野暮なんて言われるとは思わなかった・・」


「幾ら私でも、それくらいの倫理はあるつもりです‥
まあ‥随分前に、その野暮をした記憶もありますが‥‥‥」


「結局はあるのね?」


「無い‥‥とは言えませんが‥
どうしてそれを突き詰めて来るのやら‥‥」


うわぁー!


楽しそうな美波さんに、困り顔の仁科さん‥
2人って、やっぱり恋人同士なのかな?


美波さんが言えば、仁科さんは何でも動いてしまう感じだし‥
仁科さんは甘々そう。



「・・・
どうしよう雲母?」


「出会ってすぐは、流石に迷惑だろ?」


「そこは気にしなくても良いんですが?
国内に別荘やセーフハウスは沢山ありますので、ほとんど遊ばせたままで勿体ないですからね」


「・・・
城の1つや2つ持っていそうだ・・・」


「??
ありますよ?
その手が良ければ、手入れが行き届いている個人所有の城に案内しますが??」


何だかうちより凄―い!


城とか別荘とかポイポイ出て来ちゃうって、ドイツって日本と全然違う―――!!



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