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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第42章 雲母の馬鹿!ー俺様的新婚旅行



「お嬢様って言われても・・・」


「Face社‥
明治時代から続く総合企業、社長の小鳥遊獅王は、皇族落ちの旧華族の流れで現当主‥
早乙女財閥と並ぶ、日本有数の財閥の1つ‥‥‥ですよね?」


「その通りです、良くご存知ですね仁科さん」


「こういうのは知識ですので‥
それに、とある理由で早乙女会長の方には、お会いした事があります」


「俺も獅王社長絡みで、早乙女会長に会った事がある‥
会ったというだけだが‥‥」


ドイツまで来て、日本のトップ達の話か‥
俺的には、仕事は抜きにしたいんだがな。



「思ったより気さくな方でしたね、お嬢様はもっと気さくで、美波と仲良くティータイムをしてました」


「くすくす‥
美紀さんも会長さんも良い人でしたね‥
会長さんのプライベート‥‥くすくす‥‥」


「美波、それは守秘義務ですよ?」


「ああ!
そうでした、また早乙女邸に行きたいですから大人しくします」


「私は気乗りしませんがね・・」


俺が見た早乙女会長と、2人が話す早乙女会長は、まるっきり雰囲気が違う。


彼女が言った、プライベートにその秘密があるのか?
教えてはくれなそうだが。



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