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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第43章 ドキドキ波乱の新婚旅行ー魅惑と誘惑のドイツ

「ありがとうございます、使わせて頂きます!」
陽菜は男性から双眼鏡というより、オペラグラスを受け取り、早速景色鑑賞。
「わざわざすまない」
「いえ・・
それと軽い食事を用意させています、主人から"サプライズ"‥そう言えば分かると、では自分はこれで・・」
サプライズ・・
という事は、仁科達がこれを用意した‥
予約制のこの塔に入れたのも、2人が手配していたからか。
「あのっ!
ありがとうございますと伝えておいて下さい」
陽菜の言葉に、部屋を出て行こうとしていた男性は、一度こちらに振り向き・・
「八神様からの依頼でしたので、仁科様も自分に命令した事‥
仁科様は八神様には弱いんです、あの方もお変わりになられた」
「失礼だがあんたは何者だ?」
「仁科様の従者でルーク、今は八神様もです‥
では本当にこれで、ミュンヘン観光をお楽しみ下さい」
やんわりと関係性の詳細を拒まれた感じだったが、仁科達のというのは明かした。
裏が沢山ありそうだが、直接俺達に関わらなければそれで良い‥
今は陽菜との観光を優先したいんだよ。

