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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第44章 新婚旅行は辛くて甘いー絡み合う一夜
「・・仕方ないな・・」
「えっ‥‥んっ‥‥」
久しぶりに陽菜の額に軽くキス、その後に陽菜を横抱きに持ち上げた。
「雲母!?」
「・・・甘やかしてやるよ俺が・・
誘拐なんて忘れさるくらいにな陽菜?」
「・・・きら・・・」
抱いたまま、広いセーフハウス内を歩き、ゲストルームに入り陽菜をベッドに下ろす。
「・・・あっ」
「少しは俺の心配を分かれっ陽菜!」
そのまま陽菜に覆い被さり、唇を押し付け狂おしいほどに触れるだけのキスを繰り返した‥俺の心配分だけ。
「ンッ‥‥はぁぁ‥‥」
「陽菜・・陽菜っ・・」
この腕の中に陽菜が居ないのが、あれほど辛く苦しいものだったとは‥
漸く手に入れた陽菜が失われる感覚は、俺に焦りと目を離してしまったという後悔を生み出す。
それを払拭するように、何度も何回でも陽菜の唇を奪う‥その存在を確かめるように、激しく甘く。