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第44章 新婚旅行は辛くて甘いｰ絡み合う一夜

「・・・・・雲母」


「ん？」


少しだけ考え事に向いていたら、陽菜は俺に抱き付いたまま眠そうな顔。



「寝たきゃ、このまま寝て良いんだぞ？」


「う・・・ん・・・」


極度の緊張も、激しいセックスで解けたと言ったところか？


背を付けているから、陽菜がこのまま眠ってしまっても、そこまで支障は無いんだが、ただ１つ・・



(まだ陽菜の胎内なんだがな・・)


そのままだったんで、俺のペニスはまだ陽菜の胎内にあり、この体勢では抜く事も出来ないと来た。



「・・・・・」


「やれやれ‥マジで眠っちまったか」


安心して眠ってくれるのは嬉しいが、この中途半端は状態はどうしてくれるんだよ？



(今日も生殺しかよ‥おいっ！)


幾ら射精したと言っても、こうしてずっと陽菜の胎内にペニスが居れば、嫌でも復活しちまうだろうが！


実際に、もうほぼ勃起状態に近い俺のペニス‥
朝までこのまま耐えろってか！？



(２日連続は勘弁してくれ)


耐えるにも限界というものがある‥
これは昨日よりタチが悪い。