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淫の館
第3章 目覚め
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道場には男達が沢山控えていて、ワッとやってきて滑車の鎖が伸ばされ、竹に巻き付けて滑車で引き揚げていく。
私の足先が男達の胸元くらいになるほど高く吊り上げられた。
役割を果たした男達が部屋の四辺を囲むように綺麗に並んで正座した。
「ようこそ、ここは『試練の間』だ。
お前のように躾の必要な者、たるんで仕置きが必要な者の過ごす間だ。
今日は初日だから流石にこれ以上の躾はしない。
明日からの躾を心して待つように。」
男が私を見上げて言い、雛壇になった畳の間の座椅子に胡座をかく。
すると周りを取り囲む男達が一斉に顔をあげて私を見てくる。
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