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淫の館
第3章 目覚め

「他に用はないか。」
「はい。」
「今は宵の刻なので清なる時、下の処理は出来ないから、明けまでこのままになる。
大の時は辛いだろうから、時を知って行動しろ。」
「あの、お世話していただく方は日替わりでしょうか?」
「そうだ。他の役目の都合で、輪番だが連続することもあるがな。
朝げから次の朝げ前までを1日と数える。」
「宵とか明けとは何時でしょうか。」
「宵は日付の変わるころ、明けは日の出だ。
ここでは自然を見て時を知るのだ。
もう横になりなさい。
倒してやろう。」
「ありがとうございます。」

