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淫の館
第4章 1日目

男は脱走の企みに気づいていることをあえて私に伝えて、私の意気込みを試している。
負けるわけにはいかない。
並んで開いている穴の位置を確かめて、塞ぐ所までくわえる。丸くなった先端が喉の入り口に当たった。
竿を絞りこむように唇をすぼめなければ空気が漏れてしまう。
先程カナが高速バキュームフェラを、難なくこなしていた理由がわかった。
息を吐いて、しっかり唇を閉じて吸い込む。
背丈ほどもあるストローの半分くらいまでお茶が上がったけど、息が続かず戻ってしまう。
はぁっ…はぁっ…
息を整える私を男も弟子も馬鹿にせず黙って見ていた。

