この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淫の館
第5章 磔の躾

だめだ、やはり気持ちいい。
痺れた体を打たれるのは、気持ちいいのだ。
頭が真っ白になり打たれ続けた。
「この下、もう遠慮もないですね。」
ふわふわと浮遊していると、今日の嫌な弟子が男に言った。
「小便垂れ流しですよ。」
「気持ちいいんだろう。好きにさせておけ。」
男が言った。
ああ、吊られたまま、また、漏らしてしまったんだ。
「でも、いつまでも洗濯するのはこっちですよ。」
「そうだな。怒りを鞭にこめればいい。」
男が手を下げると、文句を言った今日の担当以外が一歩下がる。

