この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淫の館
第5章 磔の躾

「トイレをさせてください。」
「ほら、支度しろ。」
バタバタと弟子たちが動き回り、盥が石畳の前に置かれた。
竹に下げられた錘を外し、足の重石を退けて竹を掴んで立たされる。
「ほら歩け。」
ウギャアァア…
一歩も足を出せずに倒れてしまった。
チョロチョロチョロ…
ああああああっ…
「また、洗濯されたいんだな。」
男の声が響き、ガラガラと床板を外す音がした。
吊られて足が自由になれば、虫が這い上がるようにゾワゾワと痒みが登ってくる。
男が手を挙げて放水が始まる。
ああっ…ああっ…
また、躾で喜んでいると言われたくない。
ピシーン…ピシーン…
竹の鞭が始まる。

