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淫の館
第1章 入館までの流れ 初日

「中途半端に止めてしまったら、辛くなるのは貴女ですよ。
気持ちいいことだけ感じていればよい。
願わくば、イヤじゃなくて、イイと哭いて欲しいし、イク前に教えて頂きたいですが。」

もう、男の表情を窺う余裕もなく、諦めてコクコクと頷いた。

「さあ、力を抜いて私に全てを任せて。」

グチュッ…ジュプッ…グチュグチュグチュッ…

アッ…アアアッ…そこだめっ…ッアァッ…いいっ…よすぎるのぉ…

男の指が全ての加減を捉えて、壁を押し、掻き回してきた。

アアアッ…いいっ…イクッ…いきますぅうう…

グシャッと欲望の風船が潰されて、何かが弾け跳んだようだった。

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