この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫の館
第5章 磔の躾

ゴボッ…ゴボッ…

溜めた息を全て吐き出した。それでも上げられる気配がない。


グホッ…死ぬ…死ぬ…

引き揚げられるとき、そう叫んでいた。

やめて…ください…

ジャラジャラ…ドボン…

男は答えもせずに落とす。

でも男の指が動いて弟子が鎖を手放したのを見て、思い切り息を吸った。


ゴボッ…ゴボッ…

小出しに息を吐いても先が見えない。

そして、吐ききっても、いつ上げられるかわからない。

男は私が全て吐き出してからの時間で加減して引き揚げているのだろう。

男は私を殺すつもりはないはずだ。従順な奴隷、生き人形にしたいだけだ。

ならば、息を長く溜めて堪える必要はない。
私は全て吐き出した。


/743ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ