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淫の館
第5章 磔の躾
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ゴボッ…ゴボゴボゴボ…
ゴホッ…溺れ死ぬ…
全てを吐ききった後、男が手を上げたのが水面に映る。
ゴホッ…ゲホッ…
ジャラジャラジャラ…
クウウウウッ…
滑車が回り、引き揚げられたが、水面から上がれば手首に全体重がかかった。
ゲホッ…ゲホッ…
ジャラジャラジャラ…
ドボン…
男の手が動いたか見ていなかった。
重力に任せて滑車が回り、また、一気に水中に落とされた。
ゴボッ…ゴボッ…
勝手がわかったからといってどうにかなるものでもない。
でも、足から浸かったので水中に立つことが出来た。
水面までは50センチほど、でも、繋がれた手で浮き上がる程は泳げないだろう。
吊られることを考えれば、足掻くよりじっとしている方がいい。
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