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淫の館
第8章 火の躾
部屋で排泄を済ませるように言われて、今戻り、これからいよいよ新しい躾が始まる。
試練、躾と呼ぶからには、いいものではないだろう。
そして中央には昨日の台があり、タオルではなくパラフィン紙が敷かれていた。
弟子たちはいない。
台の側に医療用のワゴンのようなものが置かれ、館主様が立っていた。
「着物を脱いで俯せになりなさい。」
言われるままに台に昇る。
「今日は火曜日、火の躾を施す。」
何が起こるかわからない恐怖に、ブルッと震えがきて目を閉じた。