この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
淫の館
第8章 火の躾

どうせ熱い思いをするのは同じ、でも、注射を嫌がる子供のようにめそめそしながら悩んでいた。
館主様は動かずじっと私の返事を待っている。
しかし、その心は手に持っている紅い蝋燭のように、静かに燃え続けているのだろう。
うぅっ…うぅっ…
泣く泣く膝裏に手を回す。
館主様はそれだけでホウッと息をついて喜び、じっと私に視線を投げ掛ける。
『頑張れ、やれ…』
そんな風に言われているようだった。
脚を抱えて開き、グッとお腹に引き寄せる。
ツルツルになった秘部が上向きになっただろう。
そして私はギュッと瞼を閉じた。

