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淫の館
第1章 入館までの流れ 初日

「ああ、気づきましたね。」
気が遠くなっていた私は、男の声と、びっしょりと濡れた下肢の冷たさで目覚めた。
男が私の脚を伸ばして、コロンと体を返された。
私はぼぅっと天井を眺め、体を隠すことなく晒していた。
男がバスローブの紐を解き、それを脱ぐ。
鍛えているのか年齢にそぐわず引き締まった体だった。
そして、その中心に在るものも、雄々しくそそりたっていた。
自分が裸だからか、男の裸を見ても気恥ずかしさはなく、無遠慮に見ていた。
「一番快感を得やすいところのマッサージをしましょう。」

