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淫の館
第1章 入館までの流れ 初日

私の足元にいた男がゆっくりとベッドの周りを歩く。
その様もずっと視線で追いかけてしまった。
男が私の頭上に来て、私の膝裏に腕を回し、自分に近づける。
太ももがお腹に着くほど引き寄せられて、私の体は丸められ、またして秘部を空に向けて晒していた。
「クリトリスのマッサージですよ。クンニとも言いますが…」
男が見下ろして言う。
「よろしいですか?」
「はい…クリトリスを舐めてください。」
男に催促される前に自分から言葉にする。
「ほう、私の喜ばせ方をわかってきたようですね。」
男は私の脚を抱えたまま、折れ曲がる脚の間から私を覗きこんで言った。

