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淫の館
第9章 水の躾
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今日は玉座の正面に石畳が置かれていた。
そこに座る館主様に向かって正座する。
しばらくすると女性が一人入ってきた。
「モエ、久しぶりだのう。」
「館主様がお忙しくて、相手をしてくださらなかったんでしょう?」
「そうだったな。」
館主様がやわら腰を上げて、作務衣のズボンを脱ぎ捨てた。
まだ通常の状態のもの、しかし、モエはご馳走を見つけたと言わんばかりの勢いで、かろうじてそれに一礼し、唇を寄せた。
カナの時と同じ、二人は側面を私に向けて互いに向き合い、行為を私に見せつけるようだ。
モエは手を使わず顔を倒して私の方を見るような形で、館主様のモノに唇をあてがっていた。
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