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淫の館
第9章 水の躾
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舐めるでもキスでもなく、唇で軽く触れて、その感触を楽しむようにしていた。
昨日の館主様の首筋への未接触の行為を思い出す。
モエは館主様の性感を高めようという目的などなく、
自分が触れたくて堪らないのをこらえながら触れているといった感じだった。
館主様も先を促すのではなく、癒すように優しく髪を撫でていた。
しばらくそれが続き、館主様がピクッ、ピクッと震え出す。
震えるというか力んでいるようだった。
するとモノもググッと頭をもたげて上下に揺れだした。
モエは懸命にそれを追いかけて唇を触れるだけの行為を繰り返していた。
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