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淫の館
第10章 木の躾
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「やはりこれは気に入ったようだのぅ。」
館主様…もっと打ってくださいぃ…
「もう、話しすら出来ないか?」
館主様が鞭を止めてしまう。
ジリジリとした痒みに堪え、館主様の言葉に耳を傾けた。
「私はどの曜日の躾も同じ気持ちで行っている。お前が今日のを気に入ろうが、昨日のを嫌がろうが…
判るか、躾は私の愛情の形だ。それを心して受けろ。」
「はい。」
「では褒美だ。脚を投げ出して座りなさい。」
滑車が回され、お尻が床に着くと、私はすぐに脚を投げ出した。
館主様が足枷を取り付け、私を横たわらせる。
ジャラジャラジャラ…
私は逆さに吊られた。
腕を通した竹と頭は床に着いたまま、上体を折るような形で吊り上げられた。
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