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淫の館
第14章 月の躾

「では、ゆっくり休むように、」

いつものように何事なく昼食を終え、館主様に促されて部屋に戻る。

夜通し行われる月の躾の為に寝溜めするよう言われても興奮してなかなか寝付けなかった。

行事を心待ちする子供のようだが、躾自体を楽しみに思う自分がいた。

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