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淫の館
第15章 火の躾 二週目

結局、館主様が口内に放って終わる。

昼食を挟んで火の躾が始まった。

「裸でうつ伏せになりなさい。」

館主様が命ずる通りにする。
また蝋燭だろう。
館主様が私だけを見るこの時間が好きになっていた。

「じっとしていないと火傷になるからな。」

何やら軽いものが背中から足に掛けて置かれていく。

火傷というから火を使うのだろうけど最初はさして熱くなかった。

ううぅ…館主様…熱いっ…お尻がぁ…

叫ぶと館主様がパシンと手で何かを払う。
すると熱さは消えるのだが、まだ炙られているかのようにじわじわと熱が残っていた。

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