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淫の館
第16章 水の躾 2週目

「ケイ、おいで。」
館主様が声を掛けると、女性がおずおずと近づいてくる。
作務衣を脱いでいくのを見て、ケイも着物を脱いでいった。
石畳の躾は慣れてしまい、硬い山型の表面に正座しても痺れることもなくなっていた。
館主様と女性の交わりも、女性の紹介の時間と理解していて、以前ほど羨ましく思うこともなくなっていた。
ましてや今日は水曜日で、午後の躾を思うと憂鬱だった。
ケイも見事な体をしていた。モデルのようにメリハリがあり、外向きに拡がるほど大きな乳房が特徴的で、とても肉感的だ。

