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淫の館
第16章 水の躾 2週目

『館主様、この女生きているんですか?
目を見開いて息をしていないですよ。』
「綺麗だろう?しかし、こんなになっても自分の欲には忠実なんだよ。」
弟子たちが躾を覗きに来たのも知らずに、私は水槽で揺れて快楽を貪っていた。
『綺麗ですよ。人魚みたいだ。でも、呼吸が止まってるのでは?』
「仮死状態に近いものだな。自発呼吸を忘れているというか…
でも、ほら。」
館主様がストローを差し込むと私はそれに反射的に吸い付いた。
意識や意志はなく、水に、館主様の愛に包まれて快楽の中を漂っていた。

