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淫の館
第22章 誇りと咎め

女性たちの咎めを館主様が愛してくれたことを思い出した。
私にも館主様が愛してくれる証、私の特徴的な部分を作ってくださる。
それは本当にありがたいことで、嬉しかった。
館主様は先に額の上のガーゼを剥がし、焼印の消毒をしてくれた。
「綺麗に名が刻まれたぞ?
まだ火傷痕の腫れもあるが見てみるか?」
「いいえ、完成してガーゼが外れるまで楽しみにしてます。」
館主様は微笑んで新しいガーゼを付けてくれた。
「タエは本当に我慢強い可愛い女だのう。」
館主様の顔が近づいてきて、唇が触れ合う。
最初は触れ合うだけのキスから互いを探り合うような口づけへ、そして絡み合い溶け合うようなものに変わっていった。

