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淫の館
第22章 誇りと咎め
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日課表だと太陽さんのところにもいくはずだったけれど、私が微睡み過ぎたのだ。
ただ最初の巡業は男衆の予定をずらしてでも部屋番号順に進むものらしく、気にしなくてよいと部屋を出された。
廊下に出ると夕食を持って歩く弟子たちを見かけ、私も食膳室に向かう。
小窓を開けて名前を告げると既に館主様の配膳担当が運んでいると言われ、また階段を登ってお部屋に向かった。
一の次さんに塗られたものは痒くはない。
ただ、かなり粘り気のあるものをたっぷり塗られたようで、歩く度に周辺にネチャネチャとくっついて疼く。
まるで舌でなぶられ、捏ねられているような動きになるのだ。
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