この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
銀木犀の香る寝屋であなたと
第7章 別離
「かけて」
「はい」
「コワイの?」
「べつに……」
ロバートは優しく珠子の髪を撫でる。
「君がスキだ。優しくするから」
「ロバート……。お願いがあるの」
「ナンダイ?」
「あの……。その、するときにね。後ろからだけにしてほしいの」
「ウシロ?バック?」
「ええ。それと何か日本語で言っても尋ねないで」
「ふむ。変わったオネガイだな。バックが好きなのかイ?」
「いえ……。そうじゃないけど、他の格好だと辛いの……」
「オーケィ。ケイカの願いならカナエタイ」
ロバートは珠子の肩を抱き、背中のファスナーを下ろし、両肩を滑らせて袖を脱がせた。着込んだくたびれたワンピースを脱がしてしまい、シミーズ姿にした珠子をベッドに後ろ向きで寝かせた。
耳元で囁く。
「今度、シルクのワンピースを手に入れてくるよ。君の肌のほうがナメラカだが」
まっすぐな黒い髪をかき上げ、陶器のようなうなじを出しロバートは唇を這わせる。下着もすべて剥ぎ取り、全裸の背中を撫でるように愛撫する。
「キレイだ。まるで昔見たウキヨエのようだな」
滑らかで白い流線形の裸体にロバートは息をのむ。
彼は日本趣味なのだろう。店にいる誰よりも珠子は地味でおっとりとした顔立ちだ。
ゆっくりと時間をかけ背中と丸い尻を撫で、揉み、舐めまわす。
珠子はまた一樹と過ごした少女時代を回想し、瞑想にふける様に息を深くし目を閉じている。
「ああ、ケイカ。ウツクシイ」
四つん這いにし、少し潤んだ渓谷をロバートは後ろから長い人差し指でなぞり、くちゅくちゅとほぐす。
「うぅ……」
「優しくスルよ」
「はい」
「コワイの?」
「べつに……」
ロバートは優しく珠子の髪を撫でる。
「君がスキだ。優しくするから」
「ロバート……。お願いがあるの」
「ナンダイ?」
「あの……。その、するときにね。後ろからだけにしてほしいの」
「ウシロ?バック?」
「ええ。それと何か日本語で言っても尋ねないで」
「ふむ。変わったオネガイだな。バックが好きなのかイ?」
「いえ……。そうじゃないけど、他の格好だと辛いの……」
「オーケィ。ケイカの願いならカナエタイ」
ロバートは珠子の肩を抱き、背中のファスナーを下ろし、両肩を滑らせて袖を脱がせた。着込んだくたびれたワンピースを脱がしてしまい、シミーズ姿にした珠子をベッドに後ろ向きで寝かせた。
耳元で囁く。
「今度、シルクのワンピースを手に入れてくるよ。君の肌のほうがナメラカだが」
まっすぐな黒い髪をかき上げ、陶器のようなうなじを出しロバートは唇を這わせる。下着もすべて剥ぎ取り、全裸の背中を撫でるように愛撫する。
「キレイだ。まるで昔見たウキヨエのようだな」
滑らかで白い流線形の裸体にロバートは息をのむ。
彼は日本趣味なのだろう。店にいる誰よりも珠子は地味でおっとりとした顔立ちだ。
ゆっくりと時間をかけ背中と丸い尻を撫で、揉み、舐めまわす。
珠子はまた一樹と過ごした少女時代を回想し、瞑想にふける様に息を深くし目を閉じている。
「ああ、ケイカ。ウツクシイ」
四つん這いにし、少し潤んだ渓谷をロバートは後ろから長い人差し指でなぞり、くちゅくちゅとほぐす。
「うぅ……」
「優しくスルよ」