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色絵
第9章 猫

片手を下乳に添えて揉みあげ、実を捩る。

んぁぁ…ああ

潮を撒き散らして貴女は達する。

でも強制的に引き出された欲は簡単には治まらないようで、貴女はそのまま腰を動かしている。

両手で乳房を揉み、たまに実に結ばれた紐を引き、腰を使って打ち上げる。

あはっ…ん…せんせぇ…もっとっ…もっとぉ…

まさに狂ったように求めてくる。

説明の通りだった。

献上されたものは、欲深い城主が夜な夜な好きなおなごを抱けるように、効果の高いものを作るよう命じて出来たもの。

生娘でも男を欲しがるようにと作られた。

筒(膣)に忍ばせ、暫し耐え抜けば、二度と求めないと約束する。

しかし、耐え抜けたおなごは一人もおらず、一度ついた炎は夜通し灯され、
余りの狂乱に城内でゆっくり休むことが出来なかったと下々のものに語り継がれたとされる一品だった。


貴女は、まさに消せぬ炎の中にいて、僕の打ち上げる腰でも足りないのか、自らぐりぐりと奥を押し付けて求めてくる。

僕は、鎮火するまで持ちそうもなく、貴女に結んだ麻紐を一つ外し、自身の根元をキツく縛った。


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