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色絵
第11章 無花果

「貴女が喜ぶように、貴女が帰った後、これを作ったんですよ。」
先生が優しく笑う。
紐がピンと張られ、足の親指に結び付けられた。
「今日は足は自由にしてありますからね。
これで遊び方はわかりましたか。
足を交互に動かせば、筆が瘤で震えてナカを擽ってくれますよ。
奥に欲しければ、手で引っ張ればいい。
顎を引けば乳首を刺激出来る。
さあ、辛いでしょう。自分で高まっていきなさい。」
体は素直に欲を求める。
足を動かす。
カランカラン…
玄関と同じ鐘が付けられていて欲を貪ったことを告げる。
ヒゥ…
チリリン…
走る快感に顎を引いてしまい、乳首が引っ張られる。
あぁ、自らを慰める姿を冷めた目で見られているのに、それでも辞められないワタシは、どれだけはしたなく惨めな女なんだろう。
もう、これ以上失うものはない。
自棄になったワタシは、手に力を入れて、紐を思い切り引く。
ズブリ…ズボッ…
太くて硬い筆先が一気に中に入り、入り口が裂けたかと思うほど拡がった。
んぐぅぅぅ…
チリチリリン…
先生、見て、こんな淫らな女を…本当に愛しているの?
先生の冷ややかな視線すら快感になっていた。

