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色絵
第4章 色付け
脱ぐという言葉にもワタシの体は拒否を示さなかった。
ただ、腰骨が見えるくらいというのが見えず、そろりそろりと着物を下ろしていく。
ゴクッ、先生の喉が鳴る音が聞こえた。
「そのくらいでいいです。」
先生の視線が背中を這い回っているのを感じる。腰骨の奥にある子宮が疼いた。
着物を通して見られるよりずっと強烈な刺激で、直接子宮を突かれるような衝撃が走った。
先生からは背中しか見えないが、ワタシの前面は胸から臍までが露出し、薄い腰巻きが下半身を覆っているだけだった。
「ゆっくり少しずつ右回りで体を横に向けて…」
ワタシはジリジリと体の向きを変える。
「そこで止めて…」
先生からどこまで見えているのかわからない。
乳房の膨らみは見えてしまっているのだろうか…
考えてただけで先端にある尖りが勃ち上がっていった。
「顔を下に、そうだね…右手の先を見てください。
足は疲れてしまうから肩幅ぐらいに開いて楽にしていてくださいね。」
足幅は、気遣いからおっしゃってると思うけど、
ワタシのポーズは手を思い切り広げ足も開いていて、体を完全に開ききった状態になっていた。