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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第48章 ドタキャン
全てが上の空だった。
講義を受けても、食堂で昼飯を食っても浮かんでくるのは楓の事ばかりだ。
「…リョースケ、おい、リョースケ!」
ん?オレはボーッとしていた。
「何さっきからボーッとしてんだよ?何かあんのか?」
オレは食堂でいつもの定食を食べていたが、夕方楓と会い、告白する事で頭がいっぱいだった。
ヤベー、急にドキドキしてきた…
何だか飯食う気にならない。
「ヒロト、この残り食っていいよ。オレ何か食欲無いゎ」
定食にちょこっと箸をつけただけで残りはヒロトに食ってもらおうと思った。
「オレは残飯係かよっ!でもまぁ捨てるのも勿体ないからな」
ヒロトはオレの定食に箸をつけた。
「オレ、戻るゎ」
席を立って食堂を出た。
それにしてもよく食うな、アイツは…
食ってる時が一番の幸せなんだろうな。
オレの一番の幸せは楓と会う事、だが今日はいつもと違う。
楓に好きだ、と告白し、彼女として付き合ってくれと言う大事な日だ。
時計はまだ正午を過ぎた頃だ。
講義を受けても、食堂で昼飯を食っても浮かんでくるのは楓の事ばかりだ。
「…リョースケ、おい、リョースケ!」
ん?オレはボーッとしていた。
「何さっきからボーッとしてんだよ?何かあんのか?」
オレは食堂でいつもの定食を食べていたが、夕方楓と会い、告白する事で頭がいっぱいだった。
ヤベー、急にドキドキしてきた…
何だか飯食う気にならない。
「ヒロト、この残り食っていいよ。オレ何か食欲無いゎ」
定食にちょこっと箸をつけただけで残りはヒロトに食ってもらおうと思った。
「オレは残飯係かよっ!でもまぁ捨てるのも勿体ないからな」
ヒロトはオレの定食に箸をつけた。
「オレ、戻るゎ」
席を立って食堂を出た。
それにしてもよく食うな、アイツは…
食ってる時が一番の幸せなんだろうな。
オレの一番の幸せは楓と会う事、だが今日はいつもと違う。
楓に好きだ、と告白し、彼女として付き合ってくれと言う大事な日だ。
時計はまだ正午を過ぎた頃だ。