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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第48章 ドタキャン
夕方までまだ数時間ある、オレは一人で外に出て、自販機の脇にあるベンチに腰掛け、ホットのミルクティーを飲んでいた。
どうやって言えばいいかな?
居酒屋で待ち合わせしたけど、客がいる店内で言うのか?
…いや、それはとても恥ずかしい!
じゃあ、帰り際に言うか?
あぁ~、もう何だか頭の中がゴチャゴチャになってどうしたらいいのか分からん!
上を見上げ、はぁ~っとため息をついた。
この眩しい太陽が沈む夕暮れには楓と会い、酒を飲みながら話をして、最後に告白する。
…待てよ、もし楓が「NO」と言ったらどうする?
「古賀くんとは恋人じゃなく、お友達でいたいの、ゴメンね」
そんな答えが返ってきたらどうしよう…
そうなったら、この先会うのは気まずいだろうなぁ。
フラれた事も考えておかなきゃ…
ネガティブだな、オレは。
この空のようにスカッとした晴れやかな結末を期待しつつ、オレはベンチで講義が始まるまで過ごした。
何となく今は誰とも話したくないし、会いたくもない。
どうやって言えばいいかな?
居酒屋で待ち合わせしたけど、客がいる店内で言うのか?
…いや、それはとても恥ずかしい!
じゃあ、帰り際に言うか?
あぁ~、もう何だか頭の中がゴチャゴチャになってどうしたらいいのか分からん!
上を見上げ、はぁ~っとため息をついた。
この眩しい太陽が沈む夕暮れには楓と会い、酒を飲みながら話をして、最後に告白する。
…待てよ、もし楓が「NO」と言ったらどうする?
「古賀くんとは恋人じゃなく、お友達でいたいの、ゴメンね」
そんな答えが返ってきたらどうしよう…
そうなったら、この先会うのは気まずいだろうなぁ。
フラれた事も考えておかなきゃ…
ネガティブだな、オレは。
この空のようにスカッとした晴れやかな結末を期待しつつ、オレはベンチで講義が始まるまで過ごした。
何となく今は誰とも話したくないし、会いたくもない。