この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第11章 自分で何をしたのか解っているのかっ!
翌日、オレは退院した。
病院にはおじさんと母親が付いてきた。

車の中でおじさんは母親に暫くの間、オレとは別々で暮らすようにと言った。

「どうして?何故、亮輔と別に暮らさなきゃならないの?それに入院した時だって真っ先に私の所に連絡を入れないで沢渡さんの所に連絡するなんて…亮輔、何でお母さんに何も言ってくれないの!」

助手席で母親は一気に捲し立てた。

「いい加減にしろ!今まで何をやってきたのか、自分の胸に手を当てて考えてみろ!それが母親のやる事か!」

ハンドルを握りながらおじさんは母親を一喝した。

「…うぅ」

母親は何も言えなかった。

「いいか、お前と亮輔くんは今後別々に暮らす事に決めた。私が仕事で使っているホテルに亮輔くんを住まわせるつもりだ。
…お前は母親失格だ!恥を知れ!」

母親は顔を覆うようにして泣き出した。

「…どうしても、どうしても亮輔をあの学校に行かせたくなくて…私、亮輔が段々と手が届かないような存在になってしまいそうだと思って…」

後部座席でオレは母親の言い分を黙って聞いていた。

これじゃ歪んだ親子の愛情だ…





/266ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ