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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第12章 繰り返す過ち
おじさんは不動産関係の人と繋がりがあり、オレの為に、出来るだけ学校に近くにある住まいを探してくれた。

卒業までの間だから、約半年ちょっと。
それだけの為に、わざわざ部屋を借りるのは申し訳ないと思い、オレなりにネットで色々と調べた。

【マンスリーマンション】

月単位で借りられる部屋で、中には料理器具や電化製品も完備してある。

オレはマンスリーマンションの事をおじさんに話した。
場所によっては、敷金礼金が0という所もある。

なるべくおじさんの負担を軽くさせようとオレなりに調べた。

間取りもワンルームから2LDK等色々とある。

オレはそこで一人で暮らすから、ワンルームでダイニングキッチンのある部屋を借りようと思い、おじさんに相談した。

立地条件も申し分なく、学校こら歩いて15分程にある駅の前のマンスリーマンションだ。

「そこにするのかい?他にももっと良い部屋はあるが、亮輔くんがそこに住みたいと言うなら、すぐにでも手配して住めるようにしておくが、食事の面は大丈夫なんだろうね?」

おじさんはオレの食生活を心配していた。
だが、志望校は全寮制で、何でも自分でこなさなきゃ出来ない。
炊事、洗濯、掃除等々…

オレはこのマンスリーマンションで一通りの家事も覚えて、寮生活が苦労にならないようにと、敢えてこの部屋を選んだ。


とはいえ、全く母親と会わないというワケにはいかない。


おじさんと母とオレの3人で話し合い、月に1度は実家に帰るようにしよう、そういう約束でマンスリーマンションに住む事になった。


そして今後一切、母子で身体の関係を持つ事はいけない…

母親はその条件を飲んだ。

2学期に入り、マンスリーマンションから学校に通う事になった。

そして月に1度は母親の下に帰る、そんな日々を過ごしていた。

おじさんとの約束どおり、母親はオレに手を出すことなく、一人暮らしで困ったことがないか尋ねてきたり、家事で分からないところなど、教えてくれたりした。

秋が深まる頃、実家で風呂に入っていた時だった。

「亮輔、お母さんやっぱり我慢できないの!いいでしよ、ね?」

全裸のまま、浴槽に入ってきた。

あれほど罪悪感を感じた近親相姦だが、母の裸体を目の前にした瞬間、理性は吹っ飛んだ。

また過ちを繰り返してしまったのだ。
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