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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第16章 謎の人物、宇棚繁
図書室の蔵書数も街の図書館に引けをとらず、体育館もバスケのコートが6面入る広さ、全校生徒と職員が一斉に昼食を取る食堂は各学年ごとに朝食と夕食を食べる小規模な寮のそれとは違い、とても広くデパートのフードコートのように明るくて、バイキング形式で和洋中好きな物が好きなだけ食える。

成る程、これが私立校か、と思わせるぐらい何から何まで公立の高校と違い、高級感を漂わせる。



この奥多摩の広大な土地を使い、進学校の設備としては、申し分ないくらいだ。
一体入学金はいくらかかったのだろうか?そして授業料はどれくらいなのか?

オレはおじさんに、お金の事は心配するな、と言われたが、さすがにこれだけ色々な設備が充実しているとなると、かなりの額だったのだろう。

おじさんには去年の夏からビジネスホテルやら、マンスリーマンションの費用だけでもかなりの出費なはずだ。

それに付け加えてこの学校の入学金だの授業料、更には寄付金等々。

母親は一切金を出してないはずだろう。
何せこの学校に行くのを妨害していたぐらいだから。

オレは夏休みも冬休みも実家に帰省するつもりは無い。

願わくは、母親と親子の縁を切りたい。
そして出来る事ならば、おじさんの養子になりたい、実はそんな事も考えている。

古賀という姓を捨て、沢渡という姓になれればいいなぁという漠然な考えだが、それはまだ先の話だ。

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