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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第20章 個人的には関わりたくない
夕方になり、オレたちは食堂へと向かった。
「失礼します」
食堂の扉を開け、入り口で点呼を取ってる寮長に挨拶し、宇棚に関する事を聞こうとしていた。
幸い宇棚は食堂にもいなかった。
学校が終わっても寮には戻っておらず、ここにもいない。
寮には門限があるというのに、相変わらず好き勝手にやってやがる…
でもちょうどいい機会だから寮長に聞ける、オレたちは生徒全員(宇棚を除く)の点呼を確認した後、各テーブルに着き
「皆集まったな?それじゃいただきます」
【いただきます】
寮長のいただきますという言葉の後に生徒全員が一斉にいただきますと言ってから食べる。
今日の夕飯はカレーだった。
オレたち3人はいつも窓際の後ろ側に座って食べていたが、今日は3列ある真ん中のテーブルの一番前で夕飯を食べている寮長の側に座りカレーを食べた。
寮長は今朝の件があったせいか、バツ悪そうな表情でカレーを食べていた。
「ところで寮長、今朝の話なんですけど」
寮長の隣に座っているヒロトが話を切り出した。
オレは寮長の向かいに座り、カズはオレの隣に座って姿勢よくカレーを食べていた。
「ん?今朝の事か…お前たちには申し訳ないとは思ってる…だがな、これはもう決まった事なんだ。だから何とかしてアイツと上手くやってくれないだろうか?」
いつもなら坊主頭に強面の寮長が珍しく弱気になってる。
「上手くやってくれって、じゃあもし寮長だったらどう上手くやるつもりなんですか?」
オレは腹が減っていたせいか、カレーをバクバクと食べながら寮長の方を見て、聞いてみた。
「失礼します」
食堂の扉を開け、入り口で点呼を取ってる寮長に挨拶し、宇棚に関する事を聞こうとしていた。
幸い宇棚は食堂にもいなかった。
学校が終わっても寮には戻っておらず、ここにもいない。
寮には門限があるというのに、相変わらず好き勝手にやってやがる…
でもちょうどいい機会だから寮長に聞ける、オレたちは生徒全員(宇棚を除く)の点呼を確認した後、各テーブルに着き
「皆集まったな?それじゃいただきます」
【いただきます】
寮長のいただきますという言葉の後に生徒全員が一斉にいただきますと言ってから食べる。
今日の夕飯はカレーだった。
オレたち3人はいつも窓際の後ろ側に座って食べていたが、今日は3列ある真ん中のテーブルの一番前で夕飯を食べている寮長の側に座りカレーを食べた。
寮長は今朝の件があったせいか、バツ悪そうな表情でカレーを食べていた。
「ところで寮長、今朝の話なんですけど」
寮長の隣に座っているヒロトが話を切り出した。
オレは寮長の向かいに座り、カズはオレの隣に座って姿勢よくカレーを食べていた。
「ん?今朝の事か…お前たちには申し訳ないとは思ってる…だがな、これはもう決まった事なんだ。だから何とかしてアイツと上手くやってくれないだろうか?」
いつもなら坊主頭に強面の寮長が珍しく弱気になってる。
「上手くやってくれって、じゃあもし寮長だったらどう上手くやるつもりなんですか?」
オレは腹が減っていたせいか、カレーをバクバクと食べながら寮長の方を見て、聞いてみた。