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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第21章 えっ?死んだ…?
翌日、オレとカズは昼間の学食でヒロトが来るのを待っていた。

何せこれだけの大きな学食でバイキング形式だから、生徒も先生も一緒になって食べる場所だけに探すのに一苦労する。

入り口でヒロトが走りながら学食に入ってきた。

「悪い、悪い。遅くなって」

走ってきたせいか、ゼイゼイと息を切らせている。

「少し痩せた方がいいんじゃないか。太りぎみだぞ」

オレはヒロトの体型をからかった。

「うるせー、これでもダイエットしてんだよ」

「…でもケッコーカロリーの高いの食ってるよね」

カズの言うとおり、ヒロトはバイキング形式になってる昼食を肉やパスタ、カレー等カロリーの高い物を選ぶ。

「たまには野菜も食えよ」

ヒロトは野菜があまり好きではない。

「いいじゃねぇかよ、それより川田って人探そうぜ」

どうやってこんな大勢いる学食で探すんだよ?

「…無理じゃない?学食じゃなくて教室の前で待ってた方がいいかも…」

オレもカズの言うようにここで探すより、食べ終わって昼休みに教室に行って直接本人に会った方がいいに決まってる。

「…じゃ、そうすっか。とりあえず飯食おう」

ヒロトは真っ先にローストビーフとパスタ、ポテトサラダを山盛りにしてテーブルに着き、ガツガツと食い始めた。

「スゲー食うな、おい。どこがダイエットだよ、なぁカズ?」

オレとカズはヒロトの向かいのテーブルに着いて、オレは白身魚のフライとサラダ、それにご飯と味噌汁、カズは野菜スープと肉じゃが、そしてご飯は少なめにしている。

「カズ、そんなもんで足りるのか?」

ヒロトの量と比べると半分以下だ。

「う、うん。オレ食が細いから」

言われてみればカズはあまり炭水化物を摂らないな。

「とにかく食ったら三年生のとこに行こうぜ」

オレは早食いな方だから、二人よりも先に食べ終わってしまった。

「せっかちだな、リョースケは。ちゃんと噛んで食ってるのかよ?ほとんど飲み込んでねぇか?」

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