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アナザーストーリー【快楽に溺れ、過ちを繰り返す生命体】特別編
第27章 父親とハーフの兄の消息

おじさんは腕を組んで目を閉じた。
こういう時、おじさんは何かを考えている。
実に分かりやすい仕草だ。
「うーん、最後に連絡したのはもう2年ぐらい前になるかな…アイツは大学を卒業して、貿易関係の会社に就職して、主にコーヒー豆を扱ってる南米の方に行って、今はコロンビアに在住してるんだけど」
…何だろ、さっきの思い出話に比べると随分歯切れの悪い言葉に聞こえる。
やっぱり会う事は無理なのか…
でも連絡ぐらいは出来るはずだ。
オレはテーブルに身を乗り出しておじさんに聞いてみた。
「じゃあ、今でも連絡先は分かるんですね?」
おじさんは返答に困っていた。
何かあったのだろうか?
「いや、連絡を取る事は出来るんだが、日本に帰国する機会が無くてね。向こうでかなり忙しいスケジュールで仕事してるってものあるんだが、アイツは何年か前にコロンビアでまた結婚して家庭を持ってるからね…中々日本に帰国する機会が無くて、コロンビアに永住するつもりじゃないかな」
…そうか、もう別の家庭があるのか。
それじゃ会うのは難しい。
「それじゃ、オレのアニキにあたるハーフの子って今は何処にいるのか分かりますか?」
オレは父親がダメならせめて兄だった人物と会ってみたい。
オレはしつこく食い下がった。
だが、おじさんはそのハーフの兄だった人物の消息は不明だと言った。
「君のお兄さんにあたる達也という名前の子は中学を卒業するまで日本にいて、立花の親戚の所で引き取られていたんだけど、結局最後まで日本に馴染めず、卒業してコロンビアに帰って高校大学と進学して、立花とは別に生活をしていたらしいんだ。
どんな事情なのかはよく知らないが、コロンビアに帰ってすぐに一人で生活するようになったらしく、今はブラジルにいるとか言ってたが、それも最後に連絡した時に聞いた話だからね」
コロンビアからブラジルに…
一体どんな人物なのだろうか?
「おじさんはその達也って人と会った事はあるんですか?」
どんな感じの人物で、どんな容姿をしていたのだろうか、凄く気になる。
「会ったと言っても、日本にいた頃だったしね。中学生の時だったけど、背が高くて日本語もかなり上達して、このまま日本に残るんじゃないかって思ってたけど…やっぱり日本て国は彼には合ってなかったんだろうね」
こういう時、おじさんは何かを考えている。
実に分かりやすい仕草だ。
「うーん、最後に連絡したのはもう2年ぐらい前になるかな…アイツは大学を卒業して、貿易関係の会社に就職して、主にコーヒー豆を扱ってる南米の方に行って、今はコロンビアに在住してるんだけど」
…何だろ、さっきの思い出話に比べると随分歯切れの悪い言葉に聞こえる。
やっぱり会う事は無理なのか…
でも連絡ぐらいは出来るはずだ。
オレはテーブルに身を乗り出しておじさんに聞いてみた。
「じゃあ、今でも連絡先は分かるんですね?」
おじさんは返答に困っていた。
何かあったのだろうか?
「いや、連絡を取る事は出来るんだが、日本に帰国する機会が無くてね。向こうでかなり忙しいスケジュールで仕事してるってものあるんだが、アイツは何年か前にコロンビアでまた結婚して家庭を持ってるからね…中々日本に帰国する機会が無くて、コロンビアに永住するつもりじゃないかな」
…そうか、もう別の家庭があるのか。
それじゃ会うのは難しい。
「それじゃ、オレのアニキにあたるハーフの子って今は何処にいるのか分かりますか?」
オレは父親がダメならせめて兄だった人物と会ってみたい。
オレはしつこく食い下がった。
だが、おじさんはそのハーフの兄だった人物の消息は不明だと言った。
「君のお兄さんにあたる達也という名前の子は中学を卒業するまで日本にいて、立花の親戚の所で引き取られていたんだけど、結局最後まで日本に馴染めず、卒業してコロンビアに帰って高校大学と進学して、立花とは別に生活をしていたらしいんだ。
どんな事情なのかはよく知らないが、コロンビアに帰ってすぐに一人で生活するようになったらしく、今はブラジルにいるとか言ってたが、それも最後に連絡した時に聞いた話だからね」
コロンビアからブラジルに…
一体どんな人物なのだろうか?
「おじさんはその達也って人と会った事はあるんですか?」
どんな感じの人物で、どんな容姿をしていたのだろうか、凄く気になる。
「会ったと言っても、日本にいた頃だったしね。中学生の時だったけど、背が高くて日本語もかなり上達して、このまま日本に残るんじゃないかって思ってたけど…やっぱり日本て国は彼には合ってなかったんだろうね」

