この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第14章 第三話 【観玉寺の廃妃】  祭りの夜
 明姫が秘密めいた笑いを浮かべるのに、ユンが躍起になる。
「隠されると、余計に知りたくなる」
「どうしても、お知りになりたいのですか?」
「むろんだ」
「どうしても?」
「くどい、何度も同じことを言わせるな」
 唇を引き結ぶ彼は、まるで一人だけ秘密を教えて貰えずに拗ねている子どものようだ。
 明姫は小さく笑った。
「あ、今、笑ったな。まったく失礼な奴だ。国王に対して無礼だ」
「あら、旦那さま。旦那さまは私とご一緒のときは、ただの男になるのだとおっしゃっていたではありませんか?」
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ