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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第14章 第三話 【観玉寺の廃妃】  祭りの夜
「いやです。そんな怖ろしいこと」
「ならば、もう一度だけ機会をやろう。その者の名前を申せ。さすれば、そなたの嫌がることは一切せぬ」
「申し上げられません」
 明姫は恐怖に震えながらも、気丈に言い放った。
「良い覚悟だ。明姫、私はこれまで、そなたには自分でも呆れるほど甘いと思っていた。だが、よく憶えておくのだ。烈しい恋情は過ぎれば憎しみにも変わり得るのだということを。そなたがどうでも強情を通すなら、私にも考えがある」
 明姫はユンを真っすぐに見上げた。
「私は間違ったことは申しておりません」
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