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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第15章 第三話 【観玉寺の廃妃】  再生
 恐る恐る眼を開くと、そこにはユンがいた。ユンは怖い顔でこちらを睨んでいる。
「そなたは本当に危なかしくて眼が離せないな。五つの童でもあるまいに、何故、こんな無茶をするんだ」
 叱られるのも、怒る口調も何だか物凄く懐かしい。明姫は涙が込み上げてきて、ユンの広い胸に顔を押し当てた。
「来てくれたのね、ユン」
 最後のひとことに、ユンの身体がかすかに震えるのが彼の腕に抱かれる明姫にも伝わってきた。
「ずっと、ずっと逢いたかった。いつ来てくれるのかと思っていたの」
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