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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第15章 第三話 【観玉寺の廃妃】  再生
「もちろんですよ、殿下。ここは殿下のためだけにちゃんと取っておきますから、ご安心下さいませ」
「―なら、良い」
 ユンは流石に照れくさかったのか、憮然と言うと眼を瞑った。
 しばらく静かな時間が流れた。時折、小鳥の囀りや羽音が聞こえ、風に花びらが舞う。
 二人だけのこの刻が永遠に続いてくれたならと明姫は本気で願わずにはいられない。
 その至福の時間は突然、終わることになった。ユンがガバと身を跳ね起こしたからだ。
「どうなさいました?」
 明姫が訊ねるのに、ユンは蒼白な顔でまくし立てた。
「大丈夫なのか!」
「え?」
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