この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第16章 第四話 【永遠の少女】 愛しき者 
 明姫(ミョンヒ)はつられるように微笑み、つい先刻まで弾(つまび)いていた伽耶琴を脇によける。部屋の片隅に控えていた女官は伽耶琴を受け取り静々と退出していった。
「こちらへおいでなさいませ」
 明姫は微笑はそのままに、王に手招きする。ユンは嬉しげに顔を綻ばせると、まるでご褒美を貰える子どものように瞳を輝かせた。
「やはり、そなたは私が何を望んでいるかを見抜く才があるようだ」
 ユンは明姫に近寄ると、横座りになった彼女の膝に頭を乗せて横たわった。
「やはり、そなたのここは私だけの特等席だ」
 そう断言するユンの口調があまりに子どもっぽかったため、明姫は思わずクスリと笑みを零す。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ