この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第16章 第四話 【永遠の少女】 愛しき者 
 ヒャンダンは今更ながらに、我が主人のその可憐で儚げな美貌に眼を瞠る。
―お子をお生みになってからの和嬪さまはますます美しくなられた。
 まさに〝傾国の美〟と讃えられても仕方のない美しさだ。最近、年若い国王があまりに明姫に夢中なので、巷では和嬪の色香に溢れんばかりの美貌を評して〝傾国の美貌〟というそうな。
 もちろん、明姫に仕えるヒャンダンとしては、あまり嬉しくない形容ではある。傾国とは国を傾けるとの意味で、端的にいえば亡国の兆しともいえる。しかし、明姫は別に政治に口出ししたことはないし、身内を高官に取り立てて欲しいと閨の中でねだりごと一つしたこともないのだ。
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ