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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第19章 第四話 【永遠の少女】 嫉妬
―母上、私はいつでも、こうやって母上の側にいます。
幼いあの子がそう囁きかけてくれているようで、私はいつもあの子と一緒にいられるような気がする。
「それもすべては、この子のお陰ね。この子が春を―新しい希望と生きる勇気を私に運んできてくれるんだわ」
明姫はしみじみと言い、愛おしげに膨らんだ腹を撫でた。それに応えるかのように、赤児がポンポンと腹を蹴る。
「それはよろしうございました。始終、お部屋に閉じこもってばかりでは、お身体にもよくありません。思い切って外に出ることをお勧めした甲斐があったというものですわ」
ヒャンダンも嬉しげである。
幼いあの子がそう囁きかけてくれているようで、私はいつもあの子と一緒にいられるような気がする。
「それもすべては、この子のお陰ね。この子が春を―新しい希望と生きる勇気を私に運んできてくれるんだわ」
明姫はしみじみと言い、愛おしげに膨らんだ腹を撫でた。それに応えるかのように、赤児がポンポンと腹を蹴る。
「それはよろしうございました。始終、お部屋に閉じこもってばかりでは、お身体にもよくありません。思い切って外に出ることをお勧めした甲斐があったというものですわ」
ヒャンダンも嬉しげである。