この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第20章 第四話 【永遠の少女】 永遠に理解し得ぬ二人
 何度目かの呼びかけで、大妃は漸く言葉を発した。その内容はともかく、大妃が口を開いたことで、明姫は大いに勇気づけられる。
「やっとお逢い下さり、嬉しうございます」
 何しろ毎日のように大妃殿には挨拶に伺っているのに、大妃が対面を許可したことは一度たりともない。だが、ずっと逢ってくれなかったことには触れず、明姫は明るい声音で言った。
「逢うも逢わぬも、今日はそなたが押しかけて参っただけだ」
 素っ気ない態度に心が早くも折れそうになるが、明姫は大妃の言葉が聞こえなかったかのように笑顔で続けた。
「これからもご挨拶にお伺いしてもよろしいでしょうか」
/1905ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ