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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第25章 第二部【身代わりの王妃】 想いのゆくえ
「これを呑んで、朝までぐっすりとお眠り下さいませね」
温かな蜂蜜湯が咽をすべり落ちてゆくと、身体中がほんわりと温かくなってくる。身体の震えはこのときになって、やっと止まっていた。
「それでは、お休みなさいませ」
金尚宮が燭台の灯りを消して出ていった後も、春花は眠れず天井を見つめていた。
身体は泥のように疲れているのに、意識の芯だけは冷めている。そんな感じだ。神経が異常に高ぶっているともいえるかもしれない。
温かな蜂蜜湯が咽をすべり落ちてゆくと、身体中がほんわりと温かくなってくる。身体の震えはこのときになって、やっと止まっていた。
「それでは、お休みなさいませ」
金尚宮が燭台の灯りを消して出ていった後も、春花は眠れず天井を見つめていた。
身体は泥のように疲れているのに、意識の芯だけは冷めている。そんな感じだ。神経が異常に高ぶっているともいえるかもしれない。