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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第25章 第二部【身代わりの王妃】 想いのゆくえ
 宮殿を出たのは夜明けにはまだ少し間がある時間だった。子どもの頃から母に見つからないようにこっそりと屋敷を抜け出すことには慣れている。春花は脱出用にと用意していた女官のお仕着せに着替えた。宮殿を出入りするには鑑札(身分を証明するもの)が必要だが、これは門番に幾ばくかの金を握らせることで何とかできた。
 女官の制服を着て、頭からすっぽりと外套を被ってしまえば、誰も中殿だとは見抜けない。第一、王妃が明け方に人知れず宮殿を出ていくなどと誰が考えるだろう。
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