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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第25章 第二部【身代わりの王妃】 想いのゆくえ
 黄内官などは
―事は一刻を争います。義禁府や捕盗庁を動かしてはいかがでしょう。
 と進言してきたが、ユンは首を振った。
―私に心当たりがある。もう少し待ってくれ。
 二人が話しているところに報告が入り、夜明け前に鑑札を見せずに宮殿を出た若い女官がいたと伝えられ、ユンは確信した。
 その女官が春花に違いない。人相が判らないほど目深に外套を被っていたのも顔を見られたくないからだ。
 一日待っても春花のゆく方は杳として掴めず、彼はついに黄昏時を待って宮殿を出た。流石に今回ばかりは黄内官を伴わないわけにはゆかず、ユンは数名の選りすぐりの内官たちを連れ、町に出た。
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